下地島空港 2017年10月
バニラエアがA320で
タッチアンドゴー訓練



下地島空港でのタッチアンドゴーの訓練、ジェット旅客機の
"ラストフライト"は、2014年1月29日のANA・B737だった。
以降、海上保安庁のファルコンや航空局のサイテーションなど、
ジェット機のタッチアンドゴーは行われてはいたが、
ジェット旅客機の訓練は無かった。

2017年10月、約3年8か月ぶりに迫力あるタッチアンドゴーが見られることとなった。訓練は行うのはバニラエアのA320。
訓練生8名が10月12日から14日までの3日間、タッチアンドゴーを繰り返す。バニラエア広報によると、使用する機材は前日の10月11日昼頃に下地島空港に到着予定。訓練スケジュールは現時点では非公開とのこと。

下地島の美しい海をバックに降下するジェット旅客機、
頭上を通過する機体と轟音、タイヤの接地音、パワーを上げる際の
エンジン音・・ランウェイ17エンドでベストショットが撮れることを期待したい。この期間の予報は東風。横風のため、ランウェイは撮影ポイントが少ない35側の滑走路になる可能性もあり。復活したタッチアンドゴー訓練、ランウェイ17になることを祈るばかりである。

取材・イタリア5network 沖縄臨時支局 2017・10・7

下地島空港 ランウェイ17エンド



10月11日、下地島空港の国際線ターミナルの起工式が行われた。それと前後してバニラエア・A320が成田からのフェリーフライトJW9001便として下地島空港RW35に着陸。実に3年9か月ぶりのジェット旅客機の飛来である。スポットに入ったA320、タラップと中型のマイクロバスが用意された。フェリーフライトに搭乗してきたのは訓練生8名、教官4名、整備士4名、そのほかバニラエアのスタッフが12名、計28名という大所帯。バスはかつてANAの乗員宿舎だった下地島コーラルホテルへと向かった。この日は教官の慣熟飛行、風向きは真横からで若干北寄り、RW35。しかし、慣熟飛行のために可能であれば17側からも降りてみるとのこと、RW35でのタッチアンドゴーを繰り返し、しばらくすると真横の風となり、RW17でのタッチアンドゴーを開始した。17エンドには多くの航空ファンや観光客が集まり、シャッターを切っていた。