下地島空港 17エンドビーチへの行き方など


読み方はワンセブンエンド(航空用語)
じゅうなな、いちなな、とは読みません。




【17エンドの由来】
滑走路には東西南北の方位を示す数字が付けられている。飛行機は向かい風で離着陸を行う。滑走路のどちら側を使用するか、その向きを判別する数字でもある。羽田空港は16-34が2本、04-22、05-23の計4本の滑走路がある。伊丹空港は14-32が2本、下地島空港は17-35。下地島空港では冬の時期、北風がほとんどなので飛行機は35側から進入する。4月から10月くらいまでは進入灯が海に突き出ている17側から離着陸を行うケースが多い。この滑走路17、航空用語ではランウエイワンセブン(RWY17)と呼ばれている。エンドは滑走路の末端という意味。つまり17エンドというのは、滑走路17の末端という意味の航空用語である。





【ビーチができたのはここ数年のこと】
下地島空港の滑走路は島の一部を埋めたてて作ったもの。地図で見ると北側の滑走路が誘導灯とともに海に突き出ているのがわかる。この場所は沖縄でも最大級の環礁で、岩、珊瑚が所々にあるが大部分は砂地になっている。理由は不明だが、10年ほど前から砂が増えており、特に西側のテトラポッド下に砂が集まり、干潮時に砂浜が出現するようになった。以前は大潮の干潮時でも砂浜はわずかだった。








【17エンドへの行き方】
伊良部島から17エンドへのアクセス。35エンド経由と空港経由の2通りを紹介。




宮古島から伊良部大橋を渡り、左折。
4キロほど進むと、「渡口の浜」の標識が現れる。そこを左へ。(クリックすると大きな画像)




左手に森をみて、突き当たると橋の工事中のT字路、そこを右へ




左手に堤防を見つつ、道なりに行くと交差点、交差点は左に曲がり、橋を渡る。




橋を渡りきると交差点、直進すると35エンドを経由し、中之島ビーチ、帯岩、通り池を過ぎ、下地島を半周する。




途中、35エンドを通過。(スリーファイブエンド。さんご、さんじゅうごとは読みません)




森を抜けると空港に到達する。景観的には次に紹介するルートがおススメ。




橋を渡りきった交差点、右折すると、空港の入り口を経由して佐和田の浜から向かうルート。




左手にゴルフ場、さしばの里(空港関係者の住居とホテル)を過ぎ、まっすぐ進むと下地島空港の入り口が見える。空港に入らず、右折。




道なりに進むとT字路、これを左へ。




右手に佐和田の浜を見つつ直進。




突き当たりに空港のフェンスがみえてくる。この先に進んでよいものか迷う人、多数。フェンスに突き当たったら右へ、あとはフェンス沿いに進むだけ。




【17エンドでは"駐車は海側"がローカルルール】
地元の人や釣り人などは空港のフェンス側ではなく、車の向きに関係なく、海側に車を止めている。空港のフェンス側に止めてしまうと、とても降りにくいことや、フェンスの一部がガラスコーティングされているため、服が汚れたり、ケガをする場合もある。道路は海側の1mほどが路肩のようになっており、舗装が痛んでいる。フェンス側に駐車車両があると、通行車両は海側のコンクリート舗装が欠けている路肩部分を通らなければならない。大型の観光バスが通る際、海側とフェンス側に互い違いに駐車車両があったりすると、バスが通れず、車の移動を強いられることもある。そんな理由もあって、海側駐車がローカルルールとなっているようである。





【テトラポッドを降りる際は】
ビーチへの階段はない。運動神経がちょっと・・という方は普通の靴で降りて、下に降りたらサンダル、または裸足になるのが良い。降りる途中、登る途中で遭遇する最も多い悲劇は、ポケットに入れている携帯電話を落とすこと。テトラポッドのすきまに入ったモノを拾うのはとても困難。カメラを落としたり、自分が落ちたりする人もいる。降りる際は、ヘッピリ腰でかなりカッコ悪い姿になるが、お尻をついて足場を確保してゆっくり慎重に。






【泳ぐ時は流れに注意】
17エンドは珊瑚礁で囲まれているが、テトラポットを降りて、真正面から右方向、誘導灯の先端の左に、珊瑚礁が削られ船が航行できる場所が、テトラポットを降りて、真正面から左方向の位置に珊瑚礁のすき間がある。条件によっては潮の流れでこの穴から外海へ流される可能性あり。浮き輪、ボートは人間がヨットの帆の役割をしてしまい、風で流され、運が悪いと遭難の可能性もあるので注意。



【行ったらビーチが無かった】
潮の満ち引きによって、ビーチが無い時間帯もある。干潮時刻を行く前にチェックするのが良い。携帯のおススメのアプリは「潮汐ナビ」 宮古島・平良をセットしておけばOK。




【撮影向きの時間帯は】
写真を撮るのに適した時間帯は太陽が真上から射す11-13時くらい、そして満潮のほうが素晴らしく綺麗な色が見られる。午後の遅い時間は逆光。ビーチが現れている干潮の時間帯は砂浜の白から海のブルーへと繋がるグラデーションが美しい。そして運がよければタッチアンドゴーを見ることができる。




取材・イタリア5network 東京支局 / 2017・7・13